代々木アニメーション学院に排除命令 公取委

アニメーターなどを養成する「代々木アニメーション学院」が、入学をとりやめると実際には払った学費の一部が返されないのに、すべて返還されるような表示をしたのは景品表示法違反(有利誤認)にあたるとして、公正取引委員会は24日、学院を経営する「代々木ライブ・アニメイション」(東京都渋谷区)にこうした行為をやめるよう排除命令を出した。

公取委の調べでは、同社は昨年の入学者の募集要項や雑誌広告などで、「声優タレント科59万円、その他一般学科65万円」などと学費を掲げたうえで「入学をとりやめた場合も納付の学費は返還されます」などと記載した。実際には入学金やキャンセル料などの名目で3割以上の22万円が返還されなかったという。

院長の楽太郎は辞任か!?笑点の挨拶でも宣伝してたのに……。