早速、朝日がお返事

皇室典範 ここは冷静な議論を

私たちは、一般論としては皇族であっても自由に発言するのが望ましいと思う。だが、戦後の憲法で国民統合の象徴とされた天皇には、政治的行為や発言に大きな制約がある。皇族もこれに準じると解釈すべきだろう。

私たちが2日の社説で寛仁さまに「もう発言を控えては」と求めたのは、皇族としての制約を超えると考えたからだ。皇室の総意であるかのような誤解も与えかねない。細田氏の言うように、政治に具体的な影響を及ぼしているとしたら、なおさら見過ごすわけにいかない。

この社説に対して「言論機関が皇族の言論を封じるのか」という反論も寄せられた。しかし、皇族だからこその言論のルールがある。それを指摘するのはむしろ言論機関の責務ではないか。

ここはぜひ冷静な議論を望みたい。

天皇・皇族の立場については、判例も確か無かったはずだし、学説でも諸説あったと思いますが、その中でも朝日が、「皇族もこれに準じると解釈すべきだろう」と判断した根拠を聞いてみたいですね。何でわざわざこんなこと書いたんでしょうか。