中国当局が脅迫か…上海総領事館員の首吊り自殺

上海日本総領事館の領事(46)=当時=が中国当局が用意した色仕掛けにハメられ、昨年5月に自殺していたことが分かった。27日発売の週刊文春によると、亡くなった領事は外務省と領事館の暗号通信を担当。領事の自殺は暗号解読をねらった中国当局の執拗(しつよう)な恫喝(どうかつ)が原因だったとみられ、中国政府の外交官に対する非道な工作活動に波紋が広がるのは必至だ。

中国、事実関係を否定 「情報提供強要」報道で

【北京27日共同】中国外務省の秦剛副報道局長は27日の定例記者会見で、中国の在上海日本総領事館の男性職員が中国から外交機密に関する情報提供を強要されたとの遺書を残し、自殺していたとの一部報道について「事実に基づいていない」と述べた。
一方、北京の日本大使館は「職員が自殺したのは事実だが、ご遺族の感情を考慮し、詳細については答えを控えさせていただく」としている。

事実だったとしても、馬鹿正直に言うわけありませんよね。無くなった領事館員のご冥福をお祈りいたします。次の犠牲者がでないうちに、一刻も早く防諜関連法の整備をしていただきたいものです。