麻生太郎日本外相インタビュー「韓日、靖国に執着しすぎ」

−−小泉首相は最近、何度も米日外交の重要性を強調しながらも、アジア外交については強硬な立場を固守している。 先日、中央日報とのインタビューで、高村正彦元外相は「近隣国家から不信感を受ける日本に対しては米国もそれほど魅力を感じない」と述べたが。


「近隣国家というが、韓国も北朝鮮とは関係が良くない。 フランスとドイツもそうで、英国とフランスも同じだ。 もともと世界的に近隣国家と良い関係を結ぶのは難しいというのが私の基本認識だ」

−−それなら現在の韓日間の緊張関係を解消するためには、韓国と日本は何をすべきか


「両国が靖国問題にあまりにも執着しているのが最も大きな問題だ。 当分はマスコミが靖国問題を書かないのが一番よさそうだ。 問題をあおって増幅させた。 私はその間、韓国に一年に2度ずつ計40−50回ほど行っているが、私が知っているかぎり今の両国関係が最も良いのではないかと思う。 それは韓国の生活水準が良くなり、自信をつけているためと思われる。 三星サムスン)だけでなく、韓国製品が非常に良くなった」

こういう風に、現実をモノサシに外交してくれる人が外相になってくれて喜ばしいことです。ソースが何か忘れてしまったんですが、次の中国課長か何かに、チャイナスクール以外の人物を起用するとかしないとか。田中真紀子のように、外務省改革を期待はずれに終わらせないように頑張っていただきたいものです。



追記:ソースは、12/20の日刊ゲンダイでした。